背中ニキビに悩む人へ：自宅でできるケアを徹底解説！

自分では気づきにくい背中ニキビ。いつの間にか悪化してしまう場合もあります。ひどくならないためにもどのように予防できて、ホームケアできるのか？病院へ行くタイミングなど、ニキビ対策のおすすめの方法について解説します。化粧品会社社長の目線でお伝えします。

背中ニキビはなぜできる？

背中は皮脂腺が多いので、皮脂や汗をかきやすくもともとニキビができやすい場所です。ところが、それだけではなく、背中ニキビは実は生活習慣も関係すると言われています。不規則な生活や睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスレベルなど、また、ホルモンのバランスも背中ニキビができる原因のひとつと言われていますね。

私がいつもお客様に聞いていることのひとつに、シャンプーするとき、背中に流れたシャンプー剤やトリートメント剤が背中に残ってしまっていないか？ということがあります。これもしっかり洗い流さないと、背中ニキビの原因になってしまいます。

また、背中の角質がうまく剥がれ落ちず、毛穴が詰まって角栓ができると、背中ニキビができることもあります。皆さんはどうですか？ちゃんと洗い流せていますか？背中の毛穴が詰まってしまっていませんか？しっかり洗えていないとニキビの原因になることがあるのですよ。

ニキビ対策おすすめの方法について解説

背中のニキビを予防する方法

スキンケアにおいて背中ニキビの予防方法をお伝えしたいと思います。まずは、汗をかいたらシャワーやお風呂に入って汗をしっかり流すこと！実はこれは何よりも大事ではないかと思います。

知人のエステティシャンは、背中ニキビで悩んでいる人の多くは、湯船に浸かっていない、シャワーだけで済ませる人が多いとのお話をシェアしてくださいました。湯船に浸かることで、皮膚が柔らかくなり、古い角質が剥がれやすくなり、洗い残しの部分もお湯に浸かるのでキレイになるからではないか？と私は考えています。これだとシャンプーで落とし切れていないシャンプー剤やリンス、コンディショナーの類もしっかり落とせることになるので、これは予防のためにもぜひやって欲しいです。

背中ニキビを自宅で治す方法

背中ニキビを自宅で治すために大事なのは、まずは優しく洗うことです。お肌に優しいソープなどをしっかり泡立てて擦らずに洗いましょう。ゴシゴシとナイロンタオルなどで擦ってはダメです。できるだけ手で洗えるといいですが、なかなか背中に手が届かない方もいると思います。そんな時は、薄手の大きめのガーゼタオルが私はおすすめで、しっかり濡らして、石鹸を泡立てて拭うように背中を洗いましょう。そしてよく洗い流すこと！いつもよりも回数を多めに洗い流してみてください。

そして、浴室から上がったら、さっぱりとした化粧水などを背中にも塗ります。その時、アルコール入りはおすすめしません。また保湿の高いものもあまりおすすめしません。軽めのテクスチャーのものでいいので、ヒアルロン酸やトレハロースなどの糖類、グリセリンなど水溶性の保湿剤が入っているものが良いです。

fromCO2の商品だと、ハンドメイドソープ（炭酸水石鹸）や

スキンローションノーマル（炭酸化粧水）が背中ニキビに悩む人におすすめです。

背中ニキビが悪化した場合のニキビ治療おすすめは？

背中ニキビが悪化して炎症を持つようになったり、いつまでも背中ニキビが良くならない、長引いている、と思ったら、これは専門家に見てもらうサインです。自己流でのケアは逆に症状を悪化させ、長引かせてしまう可能性もあるため、早めに診てもらうことをおすすめします。また、自分では背中のニキビだと思っていても、実際にはそうでない可能性もあるため専門医に相談する方が結果、早く良くなることがあります。

私が、日々お客様のお肌のお悩みを聞かせていただく中で、背中が汚くて悩む人も意外に多いものです。お顔と違って、自分では見えにくい部分だけに、意識を向けないとお手入れ不足になってしまうこともあります。背中ニキビは作らないこと、が一番大事ですが、できてしまってもしっかりケアしてみましょう。そして背中美人を目指しましょうね！