2025.05.15
顔のテカリを抑える5つの習慣|40代のインナードライ対策
顔のテカリを抑えるには、洗顔やあぶらとり紙で皮脂を除くだけでは根本的な解決になりません。40代のテカリの多くは、肌の内側の水分が不足しているのに外側に皮脂が過剰に分泌される「インナードライ」という状態が引き金になっています。この記事では、インナードライのメカニズムから、スキンケア・メイク・生活習慣まで今日から実践できる対策を体系的に解説します。
「肌が乾燥する、くすみが目立つ、毛穴も気になってファンデーションで隠したい」「繰り返すアゴ・おでこのニキビとオイリー肌に悩んでいる」——そんな声を40代のお客様からよくいただきます。
私は薬事コンサルタント・ホリスティック栄養理学士として、化粧品の研究開発に約30年携わってきました。VoCE・MAQUIA・美ST・美的といった主要美容誌をはじめ、日経Healthなど30誌以上のメディアで炭酸美容について発信しています。拙著『素肌力を上げる炭酸美容 美肌は血流がすべて』(白夜書房)では、クラウドファンディングで347名の方からご支援をいただき出版しました。
この記事では、インナードライを正しく理解したうえで、40代の肌に合った具体的な対策をご案内します。
コラム目次
40代の顔のテカリ、実は「インナードライ」が原因かも?
皮脂は出るのに肌はカサつく…インナードライ肌のサインとは
インナードライとは、肌の表面は皮脂でテカっているのに、肌の内側(角質層)は水分が十分に保たれていない状態のことです。
見た目はオイリー肌に近いため見過ごされがちですが、その内側では乾燥が進んでいます。典型的なサインを確認してみましょう。
- スキンケア後、しばらくするとテカりはじめる
- Uゾーン(頬・口周り)は乾燥するのに、おでこや鼻だけがテカる
- 冬になると鼻と口の周りが乾燥して、ファンデーションの粉が目立つ
- 洗顔後すぐにつっぱりを感じる
「スキンケアをきちんとしているのになぜかテカってしまう」と感じている方は、インナードライのサインを見落としている可能性があります。
Carte(コーセーグループ)によると、「40代・50代になると、肌は水分を保持する力や油分が少なくなり、うるおいが失われます」とのことです。加齢とともに肌が乾燥しやすくなる状態にあり、そこに皮脂の過剰分泌が重なることで、テカリが生じやすくなります。
3つの質問で簡単チェック!あなたのインナードライ度診断
以下の3つの質問に答えて、ご自身のインナードライ度を確認してみてください。
質問1:洗顔後15〜30分ほどでテカりはじめますか? 「はい」→ 肌が乾燥を感知して皮脂を分泌しているサインかもしれません。
質問2:スキンケア後しばらくすると、肌がベタつく感じがしますか? 「はい」→ 水分不足をカバーしようと皮脂が過剰に分泌されている可能性があります。
質問3:頬や口周りは乾燥するのに、おでこや鼻だけテカりますか? 「はい」→ 部位によって水分と皮脂のバランスが崩れているインナードライの典型的なパターンです。
3つすべて「はい」の方は、インナードライへの対策が特に重要です。1〜2つ「はい」の方も、年齢とともにインナードライが進行しやすい状態にある可能性があります。
なぜ40代から?肌質の変化を感じる理由
「20代・30代はテカりが気になったことがなかったのに、40代に入ってから急に悩みはじめた」という方は少なくありません。
40代から肌質が大きく変化するのには、主に2つの理由があります。
1. 肌の水分保持能力の変化 肌の角質層では、セラミドや天然保湿因子(NMF)が水分を保持する役割を担っています。加齢とともにこれらが減少し、肌は水分を保ちにくくなります。水分が保たれにくくなると、肌はそのバランスをとろうとして皮脂を多く分泌する方向に傾きやすくなります。
2. ホルモンバランスの変化 40代はエストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌量が変動し始める時期です。女性ホルモンは肌のうるおいやキメを整える働きとの関連が知られており、そのバランスが変化すると肌のコンディションが不安定になりやすくなります。
このように、40代のテカリには若い頃とは異なるメカニズムが存在します。20代・30代と同じスキンケアを続けていても思うような結果が得られない場合、まずこの変化を理解することが大切です。
【原因を徹底解説】40代のインナードライ肌がテカリを招くメカニズム
私が長年の経験を通じて大切にしている美容哲学の核は、「過剰なスキンケアに頼らず、肌本来のコンディションを整えるシンプルなケア」です。この視点から、40代のインナードライとテカリのメカニズムを読み解いていきます。
原因1:加齢による水分保持能力の低下と過剰な皮脂分泌
40代になると、肌が水分を保持する仕組みそのものが変化していきます。
マルホ株式会社によると、「表皮の角質層は、角質細胞がレンガを積み上げたように重なっていて、外界からの刺激や異物の侵入を防ぐ役割(バリア機能)を果たしています」とのことです。このバリア機能を支えているのが細胞間脂質(セラミド等)や角質細胞内のNMFですが、加齢とともにこれらが減少し、肌は水分を保ちにくくなります。
コーセーによると、「20〜30代までは皮脂分泌量に大きな変化はありませんが、40代以降には大幅に減少するというデータもあります」とのことです。しかし、油分が減少するにもかかわらず水分不足の状態になると、肌は別の反応を起こします。
資生堂によると、「皮脂は、肌が乾いているとうるおいを守るために分泌を活発にさせるもの」とのことです。インナードライ状態の肌では「水分が足りない→皮脂を増やしてカバーしよう」という連鎖が起きており、これが表面のテカリとして現れます。
40代のテカリが起きる流れを整理すると、次のようになります。
- 加齢により、肌の水分保持に関わる成分が減少する
- 肌内部(角質層)が乾燥しやすくなる
- 乾燥に反応して、皮脂が過剰に分泌される
- 表面のテカリとして現れる
この「乾燥が引き金になっているテカリ」こそが、インナードライの本質です。
原因2:ホルモンバランスの変化による肌のゆらぎ
40代は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が変動し始める時期です。エストロゲンには肌のうるおいやキメを整える働きとの関連が知られており、その変動が肌コンディションのゆらぎにつながることがあります。
ホルモンバランスが変化する時期には、ある月は乾燥が気になり、翌月は皮脂が多く感じるというように、肌の状態が安定しにくくなります。
「毛穴が気になっていた。角栓も溜まるしザラザラしていた。毛穴の黒ずみも気になっていた」というお客様のお声を40代後半によくいただきますが、その背景にもホルモンバランスの変化による肌コンディションの乱れが関係している場合があります。
ホルモンバランスはストレスや睡眠不足によっても影響を受けるため、スキンケアだけでなく生活習慣の見直しも重要になってきます。
原因3:間違ったスキンケアによるバリア機能の低下
「テカリが気になるから」と洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使い続けることで、肌のバリア機能がさらに低下し、テカリが悪化するという悪循環に陥っているケースが少なくありません。
原野史樹氏(大塚製薬 大津スキンケア研究所 所長)監修のコンテンツによると、「乾燥は肌のバリア機能を弱める要因です。乾燥している肌は小さな刺激でもダメージを受けやすく、水分や皮脂量のバランスがくずれてしまいターンオーバーが遅れる原因になります」とのことです。
「40代前半のお客様で、皮脂がよく出てニキビが良くできていた方がいました。ニキビ用のスキンケアを試すと乾燥してしまって、一時的には整えるがやめるとまたニキビができた」というご相談をいただいたことがあります。これは「テカリや皮脂に対抗しようとしたスキンケアが、さらなる乾燥を招いてしまった」典型的な例です。
※上記は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
テカリへの対策は「皮脂を取り除く」ことではなく「水分と油分のバランスを整える」ことが根本的なアプローチです。
今日から始める!顔のテカリを抑えるための5つの新習慣
私はホリスティック栄養理学士として、食事・睡眠・ストレス管理などインナーケアの重要性を長年にわたって発信してきました。その背景には、私自身が難病(クローン病)を患った経験があります。アンドルー・ワイル博士の自然治癒力に関する理論に影響を受け、外側のスキンケアだけでなく身体の内側から整えるホリスティックなアプローチの大切さを実感したことが、現在の美容哲学の原点となっています。
こうした実体験から生まれた「5つの習慣」は、スキンケアにとどまらない多角的なアプローチです。
習慣1:【スキンケア】「与える」保湿で水分と油分のバランスを整える
40代のインナードライ対策の要は、「皮脂を取り除く」発想から「水分をしっかり与える」発想への転換です。
洗顔後は時間を置かずスキンケアを行い、化粧水・乳液・クリームを適切に組み合わせて、肌に水分を与えつつ蒸発を防ぐことが基本です。詳しい選び方と使い方は、後述のスキンケア編で解説します。
習慣2:【ベースメイク】「仕込み」と「お直し」で日中の崩れを防ぐ
下地の段階でしっかりと保湿成分を仕込み、日中のお直しは皮脂をティッシュで押さえてから保湿ミストを活用する——この「仕込み+お直し」の両輪がテカリを防ぐ鍵です。詳しくはメイク編で解説します。
習慣3:【食生活】皮脂バランスを意識した食事のポイント
食事は肌のコンディションに直接影響します。特に以下の栄養素の摂取を意識してみてください。
ビタミンB群(豚肉・卵・納豆など) 皮脂の分泌に関わる栄養素として知られており、不足すると皮脂バランスが乱れやすくなるとされています。
ビタミンC(ブロッコリー・キウイ・パプリカなど) 肌の健康維持に欠かせない栄養素です。
食物繊維(野菜・海藻・豆類など) 腸内環境を整えることが、肌のコンディションにもつながるとされています。
一方、糖質や脂質の過剰摂取は皮脂分泌を乱しやすいといわれています。揚げ物・甘いお菓子・アルコールの摂りすぎには注意しましょう。
習慣4:【睡眠】肌のコンディションを整える質の良い眠り
睡眠中は肌のコンディションを整える時間でもあります。睡眠不足が続くと肌のコンディションが乱れやすくなるとされているため、以下のポイントを意識してみてください。
- 就寝前1時間はスマートフォンやパソコンの画面を控える
- 毎日できるだけ同じ時間に就寝・起床する
- 入浴は就寝1〜2時間前に済ませ、体をリラックスさせる
40代以降は睡眠の質が変化しやすいといわれています。睡眠の量だけでなく「深く眠れているか」を意識することが大切です。
習慣5:【紫外線対策】一年を通したUVケアで乾燥ダメージを防ぐ
紫外線は肌のバリア機能にダメージを与え、乾燥を招く原因のひとつです。乾燥した肌はバリア機能が低下しやすく、皮脂のバランスも乱れやすくなります。
UVケアは夏だけでなく一年を通じて行うことが重要です。日焼け止めは、SPF・PAの数値だけでなく、肌への負担が少なく保湿成分が含まれているものを選ぶと、日焼け止め自体による乾燥も防ぎやすくなります。
【スキンケア編】インナードライ肌のための正しい保湿ケアのコツ
「落としすぎ」はNG!うるおいを守るクレンジング・洗顔料の選び方
テカリが気になると「しっかり落としてスッキリさせたい」という気持ちになりがちです。しかし、洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料は肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥→皮脂過剰分泌のサイクルを招きます。
クレンジング選びのポイント
- 洗い上がりにつっぱりを感じるものは、刺激が強すぎるサインです
- ミルクタイプやジェルタイプは比較的肌への負担が少ない傾向があります
- マスカラ・アイライナーなどポイントメイクは専用リムーバーで先に落とし、クレンジング全体の洗浄負荷を減らすとよいでしょう
洗顔料選びのポイント
- 泡立ちの良さと、洗い上がりのしっとり感のバランスを重視しましょう
- 「汚れを落として肌を清浄にする」成分を含みながら保湿成分も配合されているものが向いています
- しっかりとした泡で、手が肌に直接触れないよう洗うと余分な刺激を減らせます
コーセーも「洗浄力が強すぎる洗顔料でゴシゴシこすったり、熱い湯で洗ったりすると、肌の水分や皮脂が失われます」と指摘しています。
洗顔はぬるめのお湯(32〜35℃程度)で行い、すすぎ残しがないようにすることも大切です。
化粧水は「量より質」肌にしっかりなじませるハンドプレス術
化粧水はたっぷり使えばいいというわけではありません。大切なのは「肌に確実になじませること」です。
ハンドプレス術の手順
- 化粧水を適量(500円玉大程度)手に取る
- 両手のひら全体に広げる
- 顔に手のひらを優しく密着させ、肌の温度でなじませる
- 頬・額・鼻・あご・首と順番にプレスする
- なじんだら、もう一度繰り返す
コットンを使う場合は繊維による摩擦が肌への負担になる場合もあるため、インナードライが気になる40代には手でなじませる方法がおすすめです。化粧水はなじませた後に肌がもっちりとした感触になるものが、インナードライ肌には向いています。
内科・皮膚科医の友利新先生も「顔全体にハンドプレスをしながらすみずみまで丁寧に塗布し、それでもまだ乾いている部分があればさらに重ねづけを」と推奨しています。
ベタつくからと避けないで!水分を閉じ込める乳液・クリームの役割
「テカりやすいから」と乳液やクリームを省いている方が多いのですが、これがインナードライを悪化させる大きな要因のひとつです。
化粧水で与えた水分は何もしなければすぐに蒸発します。乳液やクリームには、この蒸発を防いで角質層に水分を保持させる役割があります。
「ベタつく」と感じる場合は量が多すぎる可能性があります。乳液はパール1粒分程度を目安に顔全体に薄く広げてください。テカりやすい部位には少量に抑え、乾燥が気になる部位(頬や口周り)には少し多めにするなど部位別に調整するのも一つの方法です。
【成分で選ぶ】40代インナードライ肌におすすめの成分と避けたい成分
スキンケアアイテムを選ぶ際は、成分表示にも注目してみてください。
コーセーによると、「セラミドは角層細胞のすき間を埋めるように存在する細胞間脂質とも呼ばれる成分で、角層細胞の水分を繋ぎとめる役割を果たしています」とのことです。
おすすめの成分
| 成分 | 種別 | 主な働き |
|---|---|---|
| セラミド | 保湿成分 | 角質層のバリア機能をサポートし、水分保持を助ける |
| ヒアルロン酸 | 保湿成分 | 肌にうるおいを与え、肌のキメを整える |
| グリセリン | 保湿成分 | 肌の水分・油分を補い保つ |
| コラーゲン(加水分解コラーゲン等) | 保湿成分 | 肌にうるおいを与え、肌を柔らかく保つ |
| ビタミンC誘導体 | 整肌成分 | 肌のキメを整え、肌をすこやかに保つ |
| ナイアシンアミド | 整肌成分 | 肌のコンディションを整える |
注意したい配合
- 高濃度のアルコール(エタノール):揮発性が高く、肌の乾燥を招きやすい場合があります
- 香料・着色料が多いもの:インナードライで敏感になっている肌の負担になる場合があります
当社・シーオーツープラス株式会社では、研究開発から製造まで一貫して自社で行っており、成分の配合から品質管理まで責任を持って取り組んでいます。
【メイク編】40代の肌悩みをカバーしつつ崩れを防ぐベースメイク術
下地選びがカギ!保湿力と皮脂吸着を両立するアイテムの見つけ方
インナードライ肌のメイクで最も重要なのが下地選びです。下地の役割は「皮脂を抑える」だけでなく、「スキンケアで整えた肌のコンディションをそのまま維持する」ことでもあります。
インナードライ肌向けの下地を選ぶポイントは次のとおりです。
① 保湿成分が含まれていること ヒアルロン酸(保湿成分)やグリセリン(保湿成分)が含まれているものは、日中の乾燥を防ぎながら肌を整えた状態に保ちやすくなります。
② 皮脂吸着成分が含まれていること クレイ(カオリン等)やシリカなどの皮脂吸着成分(整肌成分)が含まれているものは、余分な皮脂を適度にコントロールしやすくなります。ただし吸着力が強すぎるものはUゾーン(頬・口周り)の乾燥を招く場合があるため注意が必要です。
③ SPFが含まれていること 紫外線対策を兼ねたSPF入り下地を選ぶと、工程を減らしながら肌への乾燥ダメージ対策もできます。
「皮脂ゼロ」「テカリを完全カット」を強調する製品は乾燥を招くほど皮脂を吸収する場合があります。インナードライ肌には「バランスを整える」タイプが向いています。
ファンデーションは「薄膜仕上げ」でヨレとテカリを予防
厚塗りになるほどヨレやテカリは出やすくなります。40代の肌悩み(毛穴・くすみ)をカバーしたい気持ちから、ついたくさん重ねてしまいがちですが、薄膜に仕上げてポイントはコンシーラーで補完する方法が効果的です。
薄膜仕上げのコツ
- ファンデーションを手の甲に出し、体温でなじませてから使う
- 顔の中心から外側に向かって薄く伸ばす
- カバーしたい部分はコンシーラーで補完し、ファンデ全体の量は少なめにキープ
- 仕上げにフェイスパウダーを薄くのせると化粧もちが向上する
パウダーファンデーションはUゾーンの乾燥を招きやすいため、リキッドやクッションタイプをやや少なめに使いフェイスパウダーで仕上げる方法が、インナードライ肌には合っている場合が多いです。
日中の化粧直しは「ティッシュオフ+保湿ミスト」が新常識
日中にテカりが出てきたとき、パウダーをそのまま重ねていませんか?崩れた化粧の上からパウダーを重ねると、くすみや毛穴の目立ちを悪化させることがあります。
正しいお直しの手順
ティッシュオフ:ティッシュを顔にそっと押し当て、余分な皮脂を吸い取ります。こすらず、押さえるだけにすることが大切です。
保湿ミストをスプレー:顔から30cm程度離してスプレーし、軽くなじませます。乾燥したファンデーションに水分を補い、崩れを目立たなくします。
必要であれば薄くパウダーを重ねる:ここで初めてパウダーをのせると、崩れを自然に整えることができます。
あぶらとり紙については次のQ&Aで詳しく解説します。
顔のテカリに関するよくある質問
Q. テカリは水分不足が原因というのは本当ですか?
すべてのテカリが水分不足だけを原因とするわけではありませんが、40代のテカリには水分不足(インナードライ)が深く関わっているケースが多くあります。
資生堂によると、「皮脂は、肌が乾いているとうるおいを守るために分泌を活発にさせるもの」とのことです。肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌されてテカリにつながる場合があります。
ただし、皮脂腺が活発な体質の方やホルモンバランスの影響による皮脂過剰など、水分不足以外が主因のケースもあります。「まず保湿ケアを丁寧に見直してみて、改善しない場合は他の原因も探る」というアプローチが現実的です。
Q. あぶらとり紙は使わない方がいいのでしょうか?
使う量と頻度に注意すれば、必ずしも使わない方がよいとは言い切れません。ただし、使いすぎには注意が必要です。
あぶらとり紙は皮脂とともに水分も吸い取る場合があります。日中に何度も繰り返し使うと肌が乾燥し、その乾燥を補おうとしてさらに皮脂が分泌されやすくなるという悪循環につながる可能性があります。
使う場合はテカリが特に気になる部分に1日1〜2回程度にとどめ、全体的なお直しには前述の「ティッシュオフ+保湿ミスト」を組み合わせることをおすすめします。
Q. 季節(夏・冬)によって対策は変えるべきですか?
はい、季節によってテカリの原因が異なるため、ケアの調整をおすすめします。
夏のテカリ対策 気温・湿度の上昇により皮脂の分泌量が増えやすくなります。スキンケアは丁寧に行いながら日中のお直しもこまめに。汗でUVカット効果が薄れやすいため、日焼け止めの塗り直しも意識してください。
冬のテカリ対策 冬は空気が乾燥しやすく、インナードライが悪化しやすい季節です。「冬になると鼻と口の周りが乾燥して、ファンデーションの粉が目立つ」という状態になりやすい方は、特に保湿ステップを丁寧に行うことが大切です。化粧水や乳液の量を少し増やし、クリームを必ずプラスするなど、季節に応じたケアの調整を心がけましょう。
部位ごとのケアについては、Tゾーン・Uゾーンの特性に合わせたアプローチを詳しく解説した別記事もあわせてご参照ください。また、「鼻の油がすごい」と悩む女性に向けた鼻まわり特有のテカリ対策については、専用の別記事で詳しく解説しています。男性のテカリや清潔感に関する悩みをお持ちの方のご家族・パートナーには、男性向けのテカリ対策を解説した別記事もご活用ください。
まとめ:インナードライを理解して、40代からのテカリに悩まない肌を目指そう
この記事では、40代の顔のテカリを抑えるための根本的な考え方と、今日から実践できる5つの習慣をご紹介しました。要点を整理します。
40代のテカリの根本にある「インナードライ」
- 表面は皮脂でテカっているが、肌の内側(角質層)の水分が不足している状態
- 加齢による水分保持能力の変化・ホルモンバランスの変動・間違ったスキンケアが主な原因
- 「皮脂を取り除く」アプローチではなく「水分と油分のバランスを整える」ことが重要
5つの新習慣
- 「与える」保湿でインナードライを根本からケアする
- 「仕込み+お直し」でメイクの崩れを防ぐ
- ビタミンB群・C・食物繊維を意識した食事で内側から整える
- 質の良い眠りで肌のコンディションを整える
- 一年を通したUVケアで乾燥ダメージを防ぐ
「乾燥して粉をふく肌がしっとりした」「冬場でも乾燥知らずで過ごせるようになった」——そのような変化を感じてくださるお客様もいらっしゃいます。すべての方に同じ実感が得られるわけではありませんが、正しいケアを継続することで肌のコンディションを整えやすくなります。
※上記は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
当社・シーオーツープラス株式会社は創業76年、化粧品の研究開発に約30年携わってきたメーカーです。fromCO2は2001年より発売を開始し、研究開発から製造まで一貫した品質管理のもとで製品をお届けしています。インナードライに悩む40代の方に寄り添う情報と製品を、これからも誠実にご提供していきます。
参考文献
- 40代・50代から始める新しい美容習慣。『整えて守る』エイジングケアでうるおい肌に ― Carte
- 皮膚のうるおいを保つ物質とバリア機能 ― マルホ株式会社
- 年齢でも違う!?正常なターンオーバーの周期とは? ― 大塚製薬
- 【鼻やほおの毛穴の黒ずみケア】原因、対策、おすすめアイテムを徹底解説! ― 資生堂
- 40代の美しい肌を守る!エイジングケアで若々しい肌を保つ方法とは ― コーセー
- 肌の水分量を上げるためのポイントは? ― コーセー
- 化粧水は最低2回は重ねづけ|友利 新先生 ― 美的.com
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