2025.09.30
冬の肌カサカサ撃退法 40代から始めるうるおい強化ケア
こんにちは!炭酸美容家の髙橋弘美です。
冬になると、「顔がつっぱる」「粉ふきが出る」といった乾燥トラブルに悩む方が増えますよね。
特に40代以降は、皮脂分泌量が減りやすく、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期も乱れやすくなることで、肌が水分を抱え込む力そのものが低下しがちです。
さらに室内の暖房や外気の寒さ、マフラーやマスクによる摩擦など、冬ならではの環境が肌のうるおいを奪っていく原因になっていることも。
こうした季節特有のダメージをやわらげるには、肌の表面だけではなく、内側や生活習慣も一緒に見直すことが大切です。
そこで今日は、私が日常で実践している炭酸美容を組み合わせた5つのうるおい強化ケアをご紹介します。
コラム目次
1. 朝食前の「白湯習慣」
冬の朝、起きた直後の体は冷え切っていて、血流も水分の巡りも滞りがちです。
この状態でいきなり冷たい水を飲むと胃腸がびっくりしてしまうので、まずは白湯(人肌程度〜50℃前後のお湯)で体をじんわり温めてあげましょう。
白湯は胃腸にやさしく、体の芯から温めることで血流のめぐりや目覚めた体を優しくサポートしてくれます。
血流が整うと、肌まで栄養や水分が届きやすい環境を作ることができます。
私は時々、白湯にレモンを数滴加えてビタミンCも一緒にチャージ。酸味が加わることで気分もリフレッシュでき、1日のスタートが軽やかになります。
白湯習慣は、外からのスキンケア効果を高めるための土台づくりにも。
炭酸美容と同じく、肌環境をやわらげ、整える準備として、ぜひ毎朝のルーティンに取り入れてみてください。
2. 就寝時の「シルク枕カバー&加湿」
睡眠中は肌が日中のダメージを修復しようと活発に働きやすい時間帯です。
しかし、寝返りや枕との摩擦、さらに室内の乾燥によって、その大切な時間に肌の水分が奪われやすくなります。
シルク素材の枕カバーは、摩擦をやわらげながら肌や髪の水分を奪いにくい特性があります。
綿やポリエステルの枕カバーと比べると肌あたりがなめらかで、敏感になりやすい冬の肌にも安心感があります。
さらに、枕元には小さな加湿器を置いて、湿度を50〜60%に保つようにしています。
冬の夜は空気が乾ききっていて、眠っている間にどんどん肌の水分が逃げてしまうんですね。だからこそ、眠る直前のひと手間がとても大事。
私はまず高濃度炭酸化粧水をたっぷりお肌に馴染ませ、その日の肌と相談しながら高濃度炭酸オイルか高濃度炭酸クリームを選びます。
乾燥がひどい日は高濃度炭酸オイルで保護膜をつくり、ふっくら感を育てたい日は高濃度炭酸クリームでじっくり密封します。
毎晩のケアがちょっとした“肌との会話”のようで、翌朝、鏡を見たときのやわらかさやしっとり感に思わず笑顔になります。
3. 首・デコルテまでの「面積拡大保湿」
スキンケアはつい「顔だけ」で終わらせがちですが、冬の乾燥ダメージは首やデコルテにも及びます。
特にマフラーやタートルネックの擦れ、紫外線によるダメージが重なると、乾燥だけでなく小ジワやくすみの原因にもなります。
私は高濃度炭酸化粧水や高濃度炭酸オイルを顔から首、鎖骨の少し下まで広い面積に手のひらでやさしく馴染ませています。このとき、上から下へではなく下から上へ、やさしく持ち上げるようなストロークでなじませるのがポイント。摩擦を減らしながら、優しく馴染ませてみてください。ここでも炭酸美容アイテムを首元まで使うことで、顔だけではなく首周りにもしっかり水分や保湿成分を届けることができます。
「顔と首の色や質感が違う…」と感じたことがある方は、今日からぜひ保湿範囲を広げてみてください。首元までうるおいが整うと、全体の印象がぐっと若々しくなります。冬の保湿は顔だけで完結せず、ぜひ首・デコルテまでを一枚の肌としてケアしましょう。
4. 週1〜2回の“炭酸シートマスク習慣”
毎日のスキンケアだけでは補いきれない冬の乾燥には、”集中保湿の日”を設けるのがおすすめです。ピタリと肌に密着するシートマスク採用で肌にうるおいを与えて肌荒れを防ぎ、キメの整った、ツヤやかでうるおいに満ちた肌へと導きます。
日中やメイク前に使うなら、軽やかでベタつきにくい高濃度炭酸シートマスクがぴったり。
肌をやわらげて化粧ノリを整える準備がしやすくなります。
一方、夜の集中ケアや真冬の強い乾燥が気になるときには、乳液ベースでコクのある高濃度炭酸乳液シートマスクがおすすめ。
高濃度炭酸シートマスクよりしっとりとした仕上がりで、大人肌(年齢肌)の集中ケアにうるおって明るく整えます。
私の場合、冬の夜は高濃度炭酸乳液シートマスクを選び、15分程度しっかりお肌に密着させてじっくりパックします。大切なのは置きすぎないこと。長時間の放置は逆に乾燥を招くことがあるため、必ず目安時間は守ってください。
また、使用後のシートにもまだまだ保湿成分がたっぷり残っています。私はそれを手や足、首元などの乾燥が気になる部分にもやさしくなじませて、全身のうるおい補給に活用しています。シートマスク1枚で顔だけでなく全身もケアできると、なんだか得した気分になりますよ。
冬は空気が乾燥し、室内外の温度差で肌の負担も増える季節です。
だからこそ、この炭酸シートマスク習慣は、冬美容の頼れる味方になってくれるはずです。
5. 「呼吸リズム調整」でめぐりサポート
冬は寒さや肩こり、ストレスなどで自然と呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると酸素が体内に行き渡りにくくなり、血流やめぐりが滞りやすくなります。
この「めぐりの滞り」は、肌に栄養や水分が届きにくい状態につながり、乾燥やくすみを感じやすくなる要因のひとつです。
そこでおすすめなのが、アスリートや集中力を高めたい人にも取り入れられている「ボックスブリージング」です。
名前の通り、4つの呼吸ステップを“箱”のように同じ秒数で繰り返す方法です。
深くゆったりした呼吸が自律神経のバランスを整えやすくし、体が温まりやすくなります。
やり方
- 鼻から4秒かけて、ゆっくり息を吸う。
- 4秒間、息を止める。
- 口から4秒かけて、ゆっくり息を吐く。
- 再び4秒間、息を止める。
この流れを1セットとして、3分間続けます。1日3回行うと、心も落ち着きやすくなり、血流もスムーズな流れになりやすくなります。
実はこの「呼吸で整える」という考え方は、ヨガや瞑想、ピラティスなどにも共通しているんです。これらの分野でも、深く一定のリズムで呼吸を続けることで心身の緊張がほどけ、めぐりが良くなりやすいと言われています。
スキンケアの前に取り入れれば、肌のウォーミングアップのような役割を果たしてくれます。呼吸で体をゆるめてからお手入れを始めてみるのも、ちょっと特別で新鮮な時間になるはず。
“めぐり”を整えてからうるおいを与える、このひと手間が、冬の乾燥ケアをより心地よく、そして自分の肌と向き合う豊かな時間へと変えてくれます。
まとめ
冬の肌カサカサは、気温や湿度の低下だけでなく、マフラーや衣類による摩擦、血流不足、生活習慣の乱れ、さらには食生活や睡眠環境など、さまざまな要因が重なって起こります。単に保湿剤を塗るだけで改善が難しいのは、そのためです。
今日お伝えした5つのケアは、どれも日常に無理なく取り入れやすく、ちょっとした習慣の積み重ねで肌の状態を底上げしてくれるものばかり。さらに炭酸美容を組み合わせれば、肌をやわらげ、うるおいを受け入れやすい状態へと導くことで、スキンケア全体の質を高めやすくなります。
特に秋・冬はご自身のお肌の状態も変わりやすくなります。日々の状態を意識しながら、毎日のケアをひとつずつ丁寧に行ってみてください。そうすることで、冬の乾燥に負けない、ツヤとうるおいをまとった肌を自分の手で育てていくことができます。
季節が巡っても揺らがない肌を目指して、今日から一緒に続けていきましょう。
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